会長あいさつ

栃木県医師会長 髙島 三喜
栃木県医師会のホームページをお開きいただきまして誠にありがとうございます。
栃木県医師会は、県民の皆様が健やかな日常生活を送っていただくために役立つ健康に関する情報を迅速にお届けすると共に、医師会会員各位におかれては、安心・安全で良質な医療を提供していただけるよう、必要かつ十分な情報をタイムリーに適宜提供するよう心がけております。
私共人間がいつまでも元気で長生きしたいと思うことは、まさに人類最大の願いでありますが、一方で健康なくしては営めないこともまた当然と申せましょう。そのため、日ごろから心がけたいのが「食と運動」に加え、「心と体」のバランス、いわゆるストレスを残さないように、程よい状態を常に保つことであります。
とりわけ全世界で注目を集めております日本食は、肉ではなく魚や海草類などを中心とした健康食として絶賛されており、加えて適度の運動をすることで、より健康維持が保てる秘訣となります。
健康評価の指標でありますOECD Health Data 2007(経済協力開発機構)によりますと、日本は加盟30カ国中、平均寿命1位である一方、医療費は対GDP比(国民総生産)で22位となっており、大変低額な水準で、「いつでも・どこでも・だれでも」(医師に)掛かれるもっとも公平・平等な医療保険制度をこれまで維持してまいりました。
しかし、バブル経済崩壊後、国家財政が破綻に瀕し、”聖域なき構造改革”と称して、診療報酬マイナス改定や患者負担増をはじめとする長年の医療費抑制策に走ったことから、全国各地で医師不足に加え、看護師等までもが不足をきたし、いま地域医療の現場では、「医療崩壊」から更には「健康格差」までが生じてきております。
栃木県医師会は、医療・保健・福祉のプロフェッショナルとして、県民の立場に立った透明性の高い議論を踏まえ、どんな役割を発揮すべきか常に考え行動いたしております。
いつの時代でも「医療・福祉・教育・治安」は、未来につながる一番重要な国家政策であります。
県内2000名を超える医師会の会員には、県民の健康と命を守るという大切な使命があります。
栃木県医師会は、昨日よりも、今日、そして明日の医療環境がよくなるように県民の皆様と手を携えて、世界一の国民皆保険制度を堅持していかなければならないと考えております。
県民の皆様のご協力、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。

