日本産業保健法学会三柴丈典大会長より、標記学会の開催についてお知らせがまいりました。
日本産業保健法学会は、法の知見を基礎としつつ、関係分野(臨床医学、産業保健学、経営学、心理学、安全工学など)の知恵を統合することで、産業保健にかかる問題を未然に防ぎ、生じた問題を適正に解決するための知見を探求するため、2020年11月1日に設立されました。
初回である標記大会では、学会の理念、使命そのものをテーマとし、関係学問領域の最先端の研究成果の発表から、現場問題の解決策に関する実践的な議論まで、多様かつ多層的なセッションを通じて、産業保健分野に関わる多職種間の知的、人的な交流を図ります。
大会長:近畿大学法学部教授 三柴丈典/副大会長:自治医科大学名誉教授 香山不二雄
2021年9月22日(水)...理事会/会場準備
2021年9月23日(木・祝)~24日(金)...第1回学術大会/懇親会
※ただし、日本医師会認定産業医生涯研修および、模擬裁判は現地開催予定であります。
現地会場:一橋大学 一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内)
1)招待講演
【組織における制度と文化~社会心理学の視点から~】村本由紀子(東京大学大学院 人文社会系研究科 教授)
2)大会長講演
【産業保健法学の狙い】三柴 丈典(近畿大学 法学部 教授)
3)特別講演
【労災補償の行政審査と司法審査~職業病の医学基準と法学基準~】中嶋士元也(元上智大学教授/日本産業保健法学会代表理事)
4)教育講演
・諸外国のハラスメント規制とその後 ほか
5)シンポジウム
・神奈川SR経営労務センター事件の教訓
・化学物質管理の方政策
・テレワークの健康管理政策と法 ほか
6)連携学会との共同シンポジウム
7)関係学問の最前線(講演)
8)ワークショップ
・社会保険労務士と産業保健スタッフの連携のあり方
・心理職の産業領域での役割
・遠隔産業保健について
・発注者の責任を考える ほか
9)協賛共催セミナー
10)一般公演発表(口演・ポスター)
大会事務局:近畿大学法学部三柴研究室内
担当:宮田佳代子(TEL 06-6533-6010)
運営事務局:有限会社 ビジョンブリッジ
担当:前川/田野(TEL 03-5229-6888)