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平成15年6月吉日
OOO市(町)教育長
OOOO 様
塩谷郡市医師会長
尾形 直三郎
「塩谷郡市内公立小・中学校敷地内禁煙の申し入れ」
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご存知のように健康増進法第25条(受動喫煙防止対策)が本年5月1日から施行され、教育現場においても積極的な禁煙対策が期待されております。
以前より、「未成年者喫煙禁止法」によって未成年者の喫煙は固く禁じられておりますが、近年、小学生を含めた未成年者の喫煙が問題になっております。
喫煙、並びに受動喫煙は、肺癌をはじめとした各種の癌はもとより肺気腫などの呼吸器疾患、狭心症・心筋梗塞などの心臓血管疾患、脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患など、さまざまな病気の危険因子の最たるものです。特に喫煙開始年齢が若いほど健康への影響が大きいことから、未成年者の喫煙(受動喫煙)防止対策が焦眉の急であります。
そのため小学生から喫煙防止教育が行われるようになり、平成14年4月に和歌山県が学校敷地内禁煙を実施したあと、各地で禁煙運動が活発になりました。塩谷郡市内でも、矢板市と氏家町が本年9月から小・中学校敷地内禁煙を予定しております。
塩谷郡市医師会は、「明るく健康な地域社会の構築」を目指して活動しております。教育施設を禁煙にすることは、子供たちに喫煙防止教育をする上で重要なことであり、児童,生徒,教職員をタバコの害から守ることにもつながります。このような社会的背景を考慮し、医師会内に「社会活動委員会」を設け健康に結びつく身近な問題(今年のメインテーマは「禁煙活動の推進」)を地域の人々と共に考え取り組もうとの趣旨から、ぶしつけではありますが標記のような提案をさせていただきました。
我々は、「学校医」としても児童、生徒の健康をないがしろには出来ません。
そして子供たちの健やかな成長を望んでいる一市民です。子供たちへの喫煙防止教育やタバコ対策のオピニオンリーダーである教職員の禁煙推進などにも積極的に関わらせて頂く用意があります。たとえば、「禁煙対策」、「子供たちにタバコの真実を」などの講演会や「禁煙指導(ニコチンパッチの正しい使用法)」等についても気軽にご相談いただければ幸いです。地域医師会として、全面的にバックアップすることをお誓い申し上げます。
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