2. 放射線科医とは
内科、外科、眼科などの一般医家と異なり、一般の方々と接する場面が少ないため放射線科医がどのような仕事をしているのかほとんどの方はご存じないかもしれません。CT,MRなどの画像診断の読影、肝細胞癌・動脈瘤などの経皮的塞栓術(IVR)、そして子宮癌や喉頭癌に対する放射線
治療などを行っています。現在では画像診断・IVRと放射線治療の専門領域に別れています。それぞれのトレーニングを終了した医師を日本医学放射線学会では試験を行い、放射線科専門医として認定しています。
放射線科医は病理医・麻酔科医とともに病院医療における中央診療部門というところで働いており、病院医療の質を高める役割を担っています。
3. 画像診断における放射線科医の役割
画像診断とは患者の訴え、症状からより最も効率的な画像診断法を選択し得られた画像からどのような疾患であるか、その患者にとって最も良い治療法は何なのかを考慮し主治医、患者に文書で報告する行為を言います。
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医療被ばく管理
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放射線科リスクマネージメント(インフォームドコンセントの指導管理体制を含む)
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主訴、病状にもっとも適した画像診断の提供をするためのプロトコール(撮影法)管理
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セカンドオピニオンとしても通用する画像診断報告書作成を行うこと
以上の4項目も放射線科医の仕事です。
日本以外の先進国では患者に被ばくを伴う検査・診療を行う場合、放射線被ばくによるリスクを上回るような利益が患者にあるかどうかを放射線科医が判断するよう定めている法律があります。日本では画像診断機器にて画像を作成しさえすれば画像診断は終了し、その結果は医師でありさえすれば血液検査の結果のように異常か否かは誰でも診断できる簡単なものであると(と間違って)捉えられており、これが過剰な検査を生んでいます。
私達、放射線科医は医療を受けられる方に身体的にも経済的にも負担が少なく、正確な画像診断の提供を目指しています。
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