かかりつけ医を持ちましょう

こんなときは?

近ごろ仕事が忙しくて健康に自信がなくなってきた・・・・。

引っ越してきたばかり。いざ病気になったらどこの医療機関にかかればいいのかしら?

かかりつけ医をもちましょう!!

かかりつけ医は、日常的な診療のほか、家族一人ひとりの病気の予防や健康管理のアドバイスをしてくれます。 病状によっては、適切な医療機関を紹介してくれたり、とっさの場合など、大変心強い存在です。

また、現代の医療は複雑で、検査、治療、手術など理解しにくい場合には、気軽に説明や相談に応じてもらえます。

かかりつけ医は、インフォームド・コンセント(説明と同意)の実現にも重要な役割を果たしています。

インフォームド・コンセントとは?
医師は、患者さんに病気のことや治療法をわかりやすく説明(インフォーム)し、患者さんの同意(コンセント)が得られたうえで治療にあたるよう努めています。

かかりつけ医は家族全員の心強い味方

かかりつけ医をもつメリット

病気の早期発見、早期治療

かかりつけ医は、患者さんや家族の体調、生活習慣、病歴などを把握しています。そのため、ちょっとした異変でも早期に発見し、病気の進行をくい止めることができます。

専門医への連携

入院や精密検査、高度な治療が必要な場合には、適切な医療機関や専門医を紹介してくれます。

気軽にかかれる

比較的、待ち時間が短く、受診の手続きも簡単です。病気以外でも何か健康に不安を感じたときには気軽に相談にのってくれます。

かかりつけ医を選ぶポイント

  • 病気のことや治療内容をわかりやすく説明してくれる。
  • 患者さんの話を親身になって聞いてくれる。質問に対して納得のいくまで丁寧に答えてくれる。
  • 気兼ねなく率直に話せるような人柄で、相性が合う。
  • 職員の印象や内部の清潔度など、診療所の雰囲気も決め手の一つです。

かかりつけ医の見つけ方

日医かかりつけ医機能研修制度修了認定者一覧

日本医師会の定める研修を修了し、栃木県医師会が認定した「かかりつけ医」のリストです。(認定期間は3年間です。)

栃木県内「日医かかりつけ医機能研修制度」修了認定者一覧

市町村、保健所、医師会の窓口へ問い合わせる

住んでいる市町村や地元の保健所、あるいは医師会へ問い合わせると、地域の医療機関をいくつか教えてもらえます。

インターネットの活用

栃木県では、医療機関を検索するシステム「とちぎ医療情報ネット」を提供しています。

(外部サイト)

近所の評判を聞く

近所の人や職場の同僚など、地域で評判のよいお医者さんがいるかどうか聞いてみましょう。

家庭に届けられる広報誌に、役に立つ医療情報が載っています。

イエローページの利用

電話帳で、自宅に近い医療機関が見つかります。


かかりつけ医と上手に付き合う

診療所へ行く前に

  • 診療日や診療時間を電話で確認し、緊急時以外は、時間外・休日の受診をできるだけ避けましょう。
  • 健康保険証を忘れずに持参しましょう。
  • 脱ぎ着が簡単な服装で受診しましょう。腕まくりができなかったり、脱ぐのに時間がかかる服は避けましょう。
  • 患者の顔色をみることも医師の診察の一つです。化粧やマニキュアは避けましょう。

診察を受けるとき

  • 「いつから」「どこが」「どのように」具合が悪いのかを具体的に伝えましょう。
  • 隠しごとをせずに正確に伝えましょう。
  • アレルギーや妊娠の有無を伝えましょう。
  • 知りたいことはきちんと聞きましょう。
  • 納得して治療方針を決め、医師を信頼して指示を守りましょう。

病院へはかかりつけ医の紹介で

かぜや胃もたれなど、軽い症状の場合には、比較的待ち時間が短く、診断や治療がすみやかに行われる診療所の方が向いています。

もし、精密検査や専門的な治療が必要になった場合には、かかりつけ医が適切な医療機関を紹介してくれます。かかりつけ医が書いてくれる紹介状や診療データを持って病院を受診すると、スムーズに治療を受けることができます。

セカンドオピニオンについて

Q: 医師から病名を告げられ、治療方針を提案されたのですが、どうしても納得できません。

A: 医師の説明や治療方針に同意できない場合には、別の医師の意見を求める「セカンドオピニオン」という方法があります。「念のために他のお医者さんの意見も聞いてみたいのですが」と申し出れば、別の医師を紹介してくれるでしょう。

ただし、セカンドオピニオンは健康保険が適用されませんので、診断や検査に要する費用は全額自己負担となります。

お医者さんの"はしご"をしていませんか?

同じ病気でいくつもの医療機関を受診(お医者さんのはしご)することは、時間とお金の浪費だけでなく、処方された薬を重複服用するなど、かえって効果が得られないばかりか、逆に健康を害する危険さえあります。