会長あいさつ

県民のみなさまへ

栃木県医師会のホームページにアクセスして頂きましてありがとうございます。本会は、会員数2386名(令和6年3月31日)で10の地区医師会、2つの大学医師会と連携を図りながら、医療・介護・福祉等、県民の皆様の安心・安全につながる健康増進事業や地域医療提供を行っております。

本年、元旦夕刻に発生した能登半島地震は発生から5カ月が経過しました。地域の再建は徐々に改善しているとはいえ、住宅、生活、経済等の回復は道半ばであると思います。一日も早い復旧・復興を祈ります。昨年5月に感染症法上での位置づけが、2類相当から5類へと変更された新型コロナウイルス感染症ですが、未だに流行が続いております。その他、RSウイルスや嘔吐下痢症などこれからの各感染症の流行拡大が懸念されます。外出後の手洗い、うがいなど基本的な感染予防を継続しましょう。令和6年度の診療報酬改定で糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病に対する診療体系が、6月から変更となりました。基本的な診療、お薬の処方はこれまで通り継続できますが、6月以降の初回の診療で、医師と患者間で共通の治療目標を相談し、療養計画書の作成が義務付けられました。これはSDM(shared decision making:共同意思決定)の考え方として始められたものであり、医院での署名等、ご協力をお願いいたします。また今年4月からは医師の働き方改革が始まり、地域医療の提供体制に変化が生じてくる可能性があります。医師の健康と地域医療の継続を両立させるため、救急車の適正利用、日頃の体調管理と適正受診にご協力ください。私共は、少子高齢社会に備えて、小児から中高年、高齢者まで全ての県民が尊厳と生きがいを持って健康に暮らせるよう、公衆衛生の向上、地域医療の充実、共生社会の実現に尽力して参ります。皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

  • 個々人の感染予防対策は継続しましょう
  • 発熱時等にはかかりつけ医等に電話で相談して指示を受けましょう
  • 持病のある方はかかりつけ医等で継続治療し、体調管理に努めましょう
  • 限りある医療資源を守るため適切な受療行動を取りましょう
  • 何でも相談できるかかりつけ医を持ちましょう

栃木県医師会は、行政と一体となりポストコロナ時代の救急・災害医療、慢性期医療、在宅医療・介護、認知症対策など、地域の病院・診療所と連携して医療提供体制の充実に努めてまいります。ご支援の程よろしくお願いいたします。

令和6年6月
一般社団法人栃木県医師会
会長 稲野秀孝